spica
またこの主人公はカゴつきの自転車に乗ってマックやスリーエフに行ってるよ〜。
もう。
自分では、こんな中途半端で痛々しい恋愛はやったことがない、はずなのに、
読んでると胸をしめつけられるようななつかしさを感じます。
まあ恋愛なんてしょせんハンパでイタイものだから、その感覚に覚えがあるのかな。
わたしは主人公(男)に完全に移入する方なので、ヒロインの女の子を大好きになっ
てしまう。
こういう女になれないし、こういう女を好きな男の気持ちなんてわかんねーよ!
って思うのに、この男も女もまるごと愛おしくなってしまう。
泉和良さんの作品は、臨場感のある恋愛小説。閉塞感のある青春小説?
ファウスト系の作家で、恋愛テーマどまんなかというのはちょっと珍しいですかね。
ひじょうに好きな小説家のひとりです。
はっ。恋愛っていえば。わたし、やっぱりこのテーマがすごく好きみたいです。
わたしは、「ひぐらし」より「うみねこ」派で、
ひぐらしプレイしてたときよりうみねこに夢中なんですが、
面白さは変わらないのにどうしてなんだろって思ってました。
つまり、ひぐらしの友情よりうみねこの恋愛が、単純に好みなんだなという。